デジタル地図用語 
 番号  400
 用語  ラスタ/データ/ ⇔セル,ベクタ/データ/
 読み  らすた/でーた/
 原語  raster /data/
 解説  衛星画像*や写真のように縦横方向に隙間なく値を敷き詰めたデータ形式。ラスタデータには,一定間隔でセル*が敷き詰められている。各セルにデータが格納され,それらを縮小して俯瞰することで,画像として認識できる。例えば,モノクロ画像では,各セルに黒色の濃さが格納されており,全体を見ると,画像として認識できる。衛星画像の他に数値標高モデル*やスキャンした古地図データなど,幅広く用いられている。
 備考  
 日本地図学会 地図用語専門部会